外国人観光客向けの骨董品

骨董市に行くと下の写真のような織部風の小皿をよく目にします。



気の利いた感じで、値段も一枚300円~500円ほどですから普段使いにおしゃれで気に入ったアイテムです。
しかしこれがいつ頃、何処で作られたものか皆目見当がつかず謎の小皿と感じていました。
古くも見えるし(古いと言ってもせいぜい明治期)新物にも見えます、そんな謎が本日解決しました、写真一番下と二枚をご覧ください。
結論を言えば最近増えた外国人観光客向けに骨董品を新作?する者がいるようです。
店の人が言うには愛知の山奥から月一で上京するおじさんが持ってくるとの事。
「場所も名前も全部内緒で謎めいた人だが楽しい物を持って来るから買い取っている」と。
これではっきりしました、この手の織部小皿は今出来です。
それでも楽しいし、安いし、古い物(骨董品)だから貴重品よと言って売ってもいないし、誰も迷惑していない。
外国人が楽しく日本を旅して買って帰るお土産なんだから、なんの文句もございません。





表↑裏↓  外国人向けに作っていると思われる骨董品?
        外国人観光客の好みそうな図柄が並ぶ。

    2016-10-1