複製の意義

東京美術倶楽部一階ロビーに夏秋草図と風神雷神図屏風の復元複製が展示されています。
同時に復元複製の意義を謳っており感銘を受けました。
なによりも二つの名作を身近に鑑賞する事が出来る事が新鮮で、うっかりたいして価値のある絵で無いような錯覚を覚えます、ガラス越しの鑑賞に慣れてしまっている庶民のかなしさです。
骨董も古美術も身近に鑑賞してこその良さがある訳ですが唯一無二の国宝は粗末に扱えないので復元複製によるこうした観賞方法もありだなと思えました。

















   2016-2-28