Ｅｍｉｋ３５mmカメラ。
なんとレンズ名がフジヤマです。
静岡県伊東市にあった大城光学製です。
1956年の販売ですから、日本国内にカメラメーカーが１００社はあろうかと言う、混沌の時代の物です。
外貨獲得の為、多くの日本製カメラが輸出されましたが、本機もそのうちの一つと思われます。
日本カメラ年鑑によると、Ｅｍｉｋのレンズ名はフジとなっています。
フジと言えば今や世界的企業フジフィルムの製品と混同されかねません。
おそらくフジフィルムからクレームがあった後改名した可能性があります。
”その結果がフジヤマかい！”
などとおこらないで下さい。
これ以外に私は1988年に香港で次の様なレンズを手に入れています。

ビデオカメラのレンズに取付けるコンバーションレンズですが、これもフジヤマでした。やはり大城光学の製品なのでしょうか。（多分違うと思います。）
あるいは日本人だったら、だれでも思い当るブランド名なのでしょうか。
あるいは外国の人達に日本製である事を強くアピールする為の戦略なのでしょうか。
”その結果がフジヤマかい！”
などとまたまたおこらないで下さい。
ゲイシャガールやスシよりはましですから。