富士山


明治かあるいは意外と新しくて昭和初期頃かもしれない、なます皿です。
父なる大地を象徴的に富士山に描き、村人が春先のわらびを摘んでいます。
なます皿でここまで色鮮やかに物語性が有るのも珍しい。
そして感心するのが富士山の稜線の美しさ、何の迷いもなく一気にそしてコケティッシュに描いています。
北斎の肉筆画も脱帽する事でしょう。







     2020-8-9