鉞(えつ)


紀元前13世紀、殷王朝の頃の鉞(えつ、 まさかり)です。
この鉞は刑罰や生贄の為に首を切り落とすための道具、それを知れば刻まれた笑顔が尚更不気味なのは私だけでしょうか。
ところで首切りの道具、鉞はそこから転じて権力を持つ者の象徴として珍重される様になり、王という文字はこの鉞に由来するとの説が有ります。

      2021-5-2