江戸時代の会席

嵐山吉兆や瓢亭を訪れて京料理の奥深さに心酔している訳ですが、吉兆を代表とする様な今日の会席のスタイル(テーブルを使用する会席の場)は乱暴な話、北大路魯山人が始めたスタイルと考えていて、これを実践昇華させたのが吉兆初代柚木貞一氏だと思うのです。
それでは遠く江戸時代にはどの様な会席料理を楽しんでいたのでしょうか。
泉屋博古館で催された伊万里染付の美、大皿展が良い答えだと思います。
下の浮世絵が会席の場面ですがこれはこれで楽しそうですね、しかし美味しそうな盛り付けと料理の品格は現在の方がはるか上と言って差し支えないのではないでしょうか。







   2014−9−18