DVDレコーダー

日本経済新聞によると2004年は
VTRとDVDレコーダーの出荷台数が国内では逆転する年だそうである。
だからと言う訳ではあるまいが、今年の正月はDVDレコーダーを買うのだと息子がはりきっている。
自分のパソコンとリビングルームでの音楽鑑賞、映画鑑賞の環境をリンクさせたいらしい。
私の潜在意識の中にも先の新聞記事があったのだろう、正月気分とあいまって大賛成である。
1月3日 私達ははりきって秋葉原へ向った。毎年1月3日は秋葉原へ来る。
今年は例年に比べ人数が少ない様だ。むせかえる様な活気が感じられない。
本当によく変質する町なのだが、また大きな転換点を迎えているのだろう。
この町は絶えず揺らぎながら柔軟に変化する。数年後はどんな町になっているのだろう。
今から楽しみである。
石丸でパイオニア製DVDレコーダーを購入した。
店頭で少しばかり値切る事が出来たので、
郊外型の大型店よりは安く仕入れる事が出来た様である。
帰宅してさっそく我が家のAVシステムに接続した。
ここで私は本当に驚いてしまう。音質が大変良いのである。
録画出来ると言う最大のセールスポイントよりも、こちらの方に感激してしまった。
3年前の再生専用DVDプレーヤーの数倍、気持ちが良い。
D/Aコンバーターが良いのであろうか?
ソフトウエアー?
アルゴリズム?
オーディオメーカーであるパイオニア製だけにアナログ出力段の設計、あるいはパーツの品質がよいのか?
これ程の音質向上は、かつてのアナログ、オーディオ時代にはなかなか経験できなかった様に思う。
地味に”じわじわ”と性能が向上していたアナログ時代に比べ、デジタル時代は”ポンポン”とステップアップして行く感覚である。
音色(音触)はデジタルカメラの画素数の様に、はっきりと数値化出来ない領域であるが、確実に進歩している。