デジカメ出荷数
 2003年のデジカメ出荷数は4341万台前年比77%増だそうである。2004年は64万台を越えるだろう。
国内での販売台数はやや鈍化しているが、海外での急激なデジカメ普及は当分続くと思われる。
2003年度の海外出荷数は前年比94,3%増の3497万台である。1方、銀塩カメラは31,1%減、国内向けは48,9%減だそうである。
すでに出荷数でデジカメに逆転されている銀塩カメラであるが、その減少傾向は当分続くと思われる。2004年の正月に秋葉原に出かけたのだが、今年になってまったく見る事が出来なくなったアイテムがある。2000円〜4000円程度の銀塩コンパクトカメラである。使い捨てカメラはどこにでもある。
高級銀塩一眼レフ、高級銀塩コンパクト機はカメラ屋に行けば必ずある。
(いちいち銀塩と書かねばならない時代になりました。)
ところがフィルムを入れ替える事が出来る、安物のコンパクトカメラがどこにもないのである。
デジタルカメラに一番食われているジャンルなのであろう。
急に必要にせまられて使う事が多く、駅などで手軽に買う事が出来る使い捨てカメラは当分なくなりそうもないが、低価格の銀塩コンパクトカメラはそのうち完全に消滅するのではないだろうか。