文房四宝


文房四宝と言えば筆、墨、硯、紙ですが写真はその内の硯、紙(書)です。
古来中国では文人の書斎を文房と呼び高い教養を示す場所として崇められました、ここで使われる筆、墨、硯、紙も文房四宝と呼ばれるようになり愛玩されるようになりました。
愛玩の歴史は漢の時代に始まり五代の頃に盛んになった様です。
写真は三国時代の物で戦乱期ならではの力強と荒々しさを備えます。
文人文化は何と言っても宋代の洗練さを代表としますが、写真の物は遡る事千年という事になります。







      2021-5-2