ばん亭

二日目の昼食は大庄寺の加賀料理店、ばん亭です。
店主 水口清隆御挨拶(ばん亭HPより)
石川県の加賀地方には、新鮮な魚はもちろん、身のたっぷり詰まった蟹や天然の鴨(かも)、滋味の濃い山菜など、秀逸な食材が豊富です。
「ばん亭」では、これらの素材を活かすため、化学調味料はいっさい使用しない、質の高い料理をお届けしています。料理は地元作家の手による九谷焼や山中塗りのうつわにあしらい、目と舌で味わえる食文化をお客様にお伝えしたいと創意工夫を重ねてきました。
また、当店では大聖寺藩の御膳所記録をもとに、大名家の献立を再現した料理もご用意しております。
古き昔の大名家に思いをはせながら、季節の恵みをお召し上がりください。









加賀じぶ煮
江戸時代から伝わる加賀料理に治部煮(じぶに)があります。
鴨肉や鶏肉と季節の野菜、そして加賀特産すだれ麩を煮込み、治部椀と呼ばれる専用のお椀に盛り付けます。
とろみのあるおだしを掛け、わさびと一緒にいただきます。
当店のじぶ煮は旬の加賀野菜をふんだんに使い、大きめのお椀でご用意しております、この時期だけの贅沢な味。



上の網は何だか解りますか、正解は野生のカモを取る為の網です、この網は飛び立つ瞬間の鴨に投付けて空中で生け捕るのだそうです。
年間の捕獲数が厳密に決められている天然鴨を頂くにはそれなりのコストが必要です。
   2015-5-26