愛すべき天目酒盃

南宋から元の頃と思われる天目酒盃です。
写真では大きさが解りにくいのですが口径10センチ程で酒盃もしくは茶盃として使われていた物と思われます。
写真の物は建窯系の窯で製作されました、窯の温度が上がり切らず釉薬が縮れてしまいましたが、かえって風流な作行になったっと思います。
物原に捨てられていた物の発掘品ですが、今日の研究者が醤釉と称するジャンルに分類される一品です。









    2022ー4−18