閘門橋(こうもんばし)

東京都葛飾区水元公園近くに東京では唯一のこる煉瓦造アーチ橋、閘門橋があります。「1910年(明治43年)に建設」
葛飾区は明治の頃に都内で消費される赤レンガの一大生産地でした、東京駅も銀座の赤レンガ街も日比谷公園や日銀周りの佇まいもみんな葛飾産の赤レンガです。
そんな赤レンガの街並みも関東大震災を境に次第に姿を消しましたが御当地に当時を偲ばせる記念碑的な閘門橋が保存されています。









閘門橋の少し先に有名なうなぎ屋さん根本があります、ほんの少し先ですが葛飾区から埼玉県三郷市へ、ここは昔から川魚料理の盛んな地域です。
たれは濃い口、気取らない本物の江戸前のかば焼きは脂が乗っていてボリューム満点、それと言うのもここのかば焼きはうなぎを割いた後、白焼せずに直接蒸す直蒸という方法で調理しています、したがって脂が落ちすぎて旨味を失う事がありません、上品さには欠けるかもしれませんが食べる価値あり、美味しいです。







川沿いの民家は今も昭和の香り

                          2010−6−22