100円ショップ
 最近必要とする生活雑貨のほとんどを、100円ショップで買う様になったのは、私達だけではあるまい。
家内は、100円ショップで買ったハサミにいたく感動して、
「これが100円はお買い得よねー。昔に比べて良くなったわよ。」
と何度か繰返している。
会社で必要な筆記用具やノート類、ホームページのエッセイを書く為に必要なレポート用紙や鉛筆、消しゴムのたぐいは、100円ショップの品質で十分なのである。(漢字を覚える為に、あるいは忘れない為にワープロは使わないのです。)
かくれた名品にはホチキスなどもある。とくに私は、中国製鉛筆PONYの書き味に魅了されていて(1ダース100円)いつ商品が入れ替わるかわからないと言う不安から買いだめまでしている。20ダース程買ったのだが、これでも2千円である。
100円商品の面白い点は、物によるアタリ・ハズレがあるところでしょうか。高品質な工業製品になれきっている日本人には、カルチャーショックなのです。1日に1分以上進んだり遅れてしまう目覚し時計や、すぐに取っ手のとれてしまうバケツなど、個体差が激しいのです。すべてのバケツが悪い訳ではなく、あくまでも個体差です。家内のハサミの用に「これが100円なら当りだ。」とか、「こんなにすぐ壊れてしまうのでは100円でも高い。」といった物まで色々なのです。消費者の眼力が問われる所がある、70年代のスーパーマーケットの品質なのです。(1度洗ったら子供服になるTシャツにはよく泣かされました。)
 参考までに申し上げておくと、2001年8月現在、100円ショップで売られている100円にみたない価値の商品は、
 懐中電燈
 赤鉛筆
 目覚し時計(1/2の確率で良い物に当ります)
 ラジオ
 ネクタイ
 サビるステンレス包丁
 セロテープ(ダメなものが混在します)

一方“こんな素晴らしい物が100円ですか”に
 電卓
 ホチキス
 目覚し時計(1/2の確率でハズレます)
 鉛筆
 MD(メディア)
 電気コード類
 2又コンセント
 ハサミ
 サビないステンレス包丁
 塩化ビニールのバケツ・洗面器類
 ボールペン(4本100円)
などです。
言っておきますが、他にも素晴らしい物がたくさんあると思いますが、私の知る限りという事でお許しください。